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「ゲイ・レズビアンのチェックリスト」が世界で大炎上中!マレーシアの新聞に掲載

投稿:18/2/15
更新:2018/2/15 1:00

2018年2月。マレーシアの大手新聞「Sinar Harian」に、同性愛者発見チェックリストが掲載されたことで物議を呼んでいます。

いくつかの特徴さえ押されればゲイかどうか簡単に見分けられるという。

2018年2月12日に発売されたイギリスのタブロイド紙「Daily Mail」ほか、多数のメディアがこれを報じています。

 

一体なぜこんなにも問題になっているのでしょうか?

ゲイの特徴や見分け方は、ゲイがゲイ仲間を探すという意味では有益な情報だと思うのですが…

日本では問題にならず、マレーシアでは問題になってしまう理由についてチェックしていきます。

マレーシアの大手新聞に、同性愛者の特徴が記される

マレーシアの大手新聞「Sinar Harian」に掲載された、同性愛者を見抜くためのチェックリスト。

記事には、レズビアン女性やゲイ男性の特徴がリストアップされています。

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【出典元:http://www.dailymail.co.uk/news/article-5381559/How-spot-gay-list-published-Malaysian-newspaper.html

チェックリストから、日本語に訳した結果、ゲイ男性には以下のような特徴があるといいます。

ゲイ男性の特徴
・六つに割れた腹筋をアピールするようなタイトな服を着たがる
・義兄弟を持つことを好む
・あご髭や口髭を生やし、ブランド服が好き
・ハンサムな男性を見ると顔が明るくなる
・ジム通いが好きだが、目的はエクササイズではなく男性鑑賞

マレーシア人も日本人とほとんど変わらないのですね…全てのゲイがこれに該当するとは勿論言えませんが。

「ジム通いが好きだが、目的はエクササイズではなく男性鑑賞」に関しては、純粋にジム好きなゲイから反感を買いそうです。

また、レズビアン女性には以下のような特徴があるといいます

レズビアン女性の特徴
・男性を嫌っており、けなすことを楽しむ
・自分達だけで時間を過ごすことが好き
・ハグし合ったり手を繋いだりする

「男性を嫌っており、けなすことを楽しむ」に関しては、少し偏見を感じます。

恐らくこのチェックリストを記述したのは、ゲイでもレズビアンでもないのでしょう。

何故このチェックリストが問題になったのか?

多くの批判を浴びている理由として、このチェックリストの内容にLGBTに関する偏見が含まれているから、という理由だけではないようです。

現地のLGBT活動家によると、この同性愛者発見チェックリストが同性愛者への差別感情をさらに煽り、生命の危機にさらす可能性があると主張しています。

どういうことか?

実はマレーシアでは、最高で懲役20年の刑が下るほど、同性愛は違法として見なされています。

2018年現在、LGBTへの差別感情はいまだに根強く存在し、トランスジェンダーが逮捕されたりする事件などもよく起きています。

マレーシアとLGBT

以下、wikipediaから引用させた頂きます。

マレーシアにおいてLGBTの権利は広範囲において認められていない。マレーシア国民は概ねLGBT個人に対して寛容であり受け入れも進んでいるが、植民地時代から続く刑法によりソドミーを犯罪として規制している。国教であるイスラム教の影響により、LGBTコミュニティに対する厳しい社会的態度が取られている。しかしながらマレーシアの発展によりLGBTの権利は次第に擁護されつつある。

マレーシアでは植民地時代のソドミーを犯罪とする規制が残っており、異性間・同性間を問わずに広く明確に禁止され、罰金や最長20年の収監、むち打ち刑などの刑罰が科されている。さらに男性が他の男性に対してみだらな行為を行った場合の追加刑罰も規定されている。加えてムスリム市民はシャリーアに則ったカーディー裁判により処罰される場合がある。

マレーシアは日本より物価が安く、移住する日本人も最近多いですよね。

筆者も15年くらい前にマレーシアに行ったことがあるのですが、今でも「いい国だったな」と心から思っています。

しかし、LGBTにとっては生きずらい国かもしれません。

マレーシアの発展に伴い、LGBTの権利は次第に養護されつつあるとは言え、いまだに差別感情は根強く存在しています。

近年、イスラム系保守派の影響力が強くなってきているという背景もあります。

同性愛者だということが警察にばれて捕まったりしたら大変です。

リストと共に同性愛者増加を警告するインタビューが掲載される

マレーシアの大手新聞「Sinar Harian」に掲載されたチェックリストと共に、同性愛者増加を警告する聖職者のインタビューも掲載されています。

 

 

同性を愛そうが、異性を愛そうが、個人の自由として本来認めてあげるべきだと思います。

それぞれ個人の問題であり、第三者や政府がとやかく言うことではありません。

2017年にはディズニー実写映画「美女と野獣」において、同性愛を彷彿とさせるシーンがあるということで、マレーシア政府はディズニーにクレームを入れました。

それによってあやうく上映中止になりかねたとか…

 

今回の件に対して、マレーシアで有名なYouTuberの1人が抗議動画をアップし、「この国にはもっと大きな問題がある。凶悪犯や殺人犯などの特徴を説明したらどうか。同性愛者があなたの人生に危害を加えるか?」などと訴えました。

確かにその通りです。

LGBTについての理解が深まると共に、マレーシアで暮らすLGBT当事者が何の恐怖もなく過ごせる日が来ますように。

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B→G(現在) LGBTのリアルを届ける為、ふざけた記事から真面目な記事まで配信中。悩んでいるセクマイ中高生が少しでも減ればと思います。

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