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DOstJcPV4AA4mpX - 【LGBT】デミセクシャル(半性愛)とは?アセクシャル(無性愛)との違いは?

【LGBT】デミセクシャル(半性愛)とは?アセクシャル(無性愛)との違いは?

投稿:18/2/20
更新:2018/2/20 2:39

LGBT(性的マイノリティ)の認知度が世界中に広まりつつある中、LGBTに収まらないセクシャリティを持つ人々の存在も徐々に明らかになっています。

セクシャリティには際限がないということから、最近だとLGBTsと表すことも増えてきました。

この「s」は代入可能の「s」でありその他のセクシャリティが何でも入るというイメージです。

今回ご紹介する「デミセクシャル半生愛)」というセクシャリティもこの「s」に該当します。

デミセクシャル(半生愛とは何か、アセクシャル無性愛)との違いは何かについてご紹介させて頂きます。

アセクシャル(無性愛)とは違う?デミセクシャル(半生愛)とは

デミセクシャル。聞きなれない言葉だと思います。恐らく日本での認知度はまだ少ないです。

デミセクシャルの定義としては、「基本的に他者に対して性的欲求は抱かないが、他者との強い心理的繋がりを感じた場合のみ性的欲求を抱く」人のことです。

その絆は恋愛感情に基づいていたり、基づいていなかったりします。

デミセクシャルは、他者の対し恒久的に恋愛感情や性的欲求を抱かないアセクシャルと同一視されてきましたが、半生愛と言われるように、完全な無性愛というわけではなく、心理的繋がりを感じるトリガーが引かれた時のみ強い性的欲求を抱くといいます。

しかし、男女の性別関係なく、他者との強い心理的繋がりを感じない限り、相手に対して性的欲求は生じないので、何もなければ何も起きません。

また、デミセクシャルは相手との関係性において生まれるセクシャリティであり、性自認が男か女かも言えませんし、性的指向が男か女かも言い難いという問題があります。

 

ただ、難しいことを抜きにして考えると、あることを思いませんか?

他者に対して強い心理的繋がりを感じない限り性的欲求を抱かないという点は、むしろ「そうあるべき」ではないでしょうか。

むしろとっかえひっかえ付き合ったり、少しでもタイプの人なら会ってすぐ寝ることができる人の方がおかしいとも思いますが…

しかし、この誤解とも言える考え方がデミセクシャルの人達を悩ませているというのです。

誤解されやすいデミセクシャル(半生愛)

あるデミセクシャル当事者は、自分がデミセクシャルであることを他人に理解してもらうことの難しさを嘆いていました。

つまり、「会った人と誰でも寝るのを嫌うのは普通のこと」だと思われ、デミセクシャルを正しく理解してもらえないという恐れがあったのです。

しかし、これはよく考えると全く違います。

会った人と誰とでも寝るのは嫌いだが性的欲求が生じることもある(異性愛者)と、会った人と誰でも寝るのは嫌いなのは性的欲求が生じないから(デミセクシャル)というように、根底にあるものは全くの別物です。

この見かけ上の類似が、理解されない要因となりデミセクシャルの人々を苦しめています。

「異性愛者は誰とでもすぐ寝れると馬鹿にしてるのか?」と怒る人もいるとか‥‥

潜在的にデミセクシャル(半生愛)であるアセクシャル(無性愛)もいる

例えば、自身をアセクシャルだと認識している人物でも、潜在的にデミセクシャルの可能性があります。

つまり、「他者との強い心理的繋がり」をまだ感じたことがないだけかもしれません。

今後の人生で、心理的繋がりを感じるトリガーが引かれた時、相手に性的欲求を抱く可能性があるのです。

潜在的には実はデミセクシャルだった、ということもありえるのです。

しかしデミセクシャルの人は、相手との心理的繋がりがどこまで深まれば性的欲求が湧くのか分からないそうです(人による)。

潜在的にはデミセクシャルなのに、デミセクシャルを体感できるまで人との強い繋がりを構築できなかったというアセクシャルもいるでしょう。

そして掘り下げて考えると、どんな性自認でも性的指向でもデミセクシャルになり得るということが分かります。

例えば、性自認が男で性的指向が男のゲイでも、同時にデミセクシャルであることは可能です。

性自認が女で性的指向が男女のバイセクシャルでも、同時にデミセクシャルであるこは可能です。

何かのカテゴリーに無理に自分を当てはめる必要なない

デミセクシャルでも、アセクシャルでも、その濃度や価値観は人それぞれです。

今後もどんどん新しいセクシャリティが登場してくることでしょう。

自分はどのカテゴリーに当てはまるのか?と必死になって探すもの大事かもしれませんが、もし該当するカテゴリーが存在しなければ疲れて落ち込んでしまうだけです。

100人いたら100通りのセクシャリティがあっていいと思います。それが個性です。

自分の個性を無理に曲げたり圧縮したりして何かのカテゴリーに当てはめるのではなく、自分らしさ(自分色)を常に大事にした方がいいと思います。

きっと明るい未来が待っています。LGBTアカデミーは全ての性的マイノリティを応援しております。

B~G。 LGBTのリアルを届ける為、ふざけた記事から真面目な記事まで配信中。悩んでいるセクマイ中高生が少しでも減ればと思います。

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