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DSC 7360 - 【LGBT】台湾に続きアジアで2番目に同性婚が認められる国は?

【LGBT】台湾に続きアジアで2番目に同性婚が認められる国は?

投稿:18/3/6
更新:2018/3/6 3:58

2017年5月24日、台湾の司法最高機関である司法院大法官会議は、「同性同士での結婚を認めない民法は憲法に反する」という判断を下しました。

台湾は、アジア初の同性婚認可に向けて大きな一歩を踏み出したのですが、台湾に追随してアジア同性婚が認められる国は果たしてどこなのでしょうか?

台湾伴侶権益推動連盟の秘書長である簡至潔さんは、「今回の判断の影響は大きい。他国の活動家の動きにも注目したい」と発言しております。

 

台湾に続く国で最も有力なのが、タイ、その次がカンボジアだと言われています。

タイとLGBT

LGBTフレンドリーな国として知られているタイ。

GENKING(ゲンキング)など性別適合手術をするためにタイに行く人も多く、性的マイノリティに対する差別や偏見が少ない国です。

タイの性別の分類は男性、女性、ゲイ、レズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダー、レディボーイ、トムボーイと細分化すると18の性別が存在すると言われています。

 

全国的に見てもLGBTに対して比較的寛容な国の一つですが、法的課題も多く残っていると言います。

男性間、女性間の性的な関係は違法ではありませんが、同性間カップルやその家族に対しての法的保護・整備がまだ整っておりません。

今から5年以上前に、有名な学者や活動家たちが同性婚合法化の草案を作ったこともあるのですが、当時の政府は保守色が強すぎたため、反対されました。

その後2015年にジェンダー平等法(性自認や性的指向による差別を禁じる法律)が施行されたり、同性婚の合法化に向けた動きが再び活発化しそうな段階です。

台湾での同性婚の認可の影響を受けて、今後タイがどのような動きを見せてくれるか楽しみです。

カンボジアとLGBT

カンボジアもまた同性婚の合法化が実現しそうな国です。2018年現在、民事法律的には同性婚はまだ認められていませんが、同性間の宗教婚は可能とされています。

カンボジアはお隣のタイと並んで仏教国であり、LGBTには比較的寛容な風土があります。

ここ数十年で、カンボジアにおける同性愛事情はかなり改善・認知され、同性カップルをはじめとしたLGBT当事者は「社会から受け入れられている」と感じているそう。

 

カンボジアでは2003年に初のゲイプライドが行われ、LGBTを題材とした国際映画祭など開かれました。

2009年にはレズビアンを題材としたLGBT映画が国内でヒットし、人権団体も性的マイノリティのための活動を強化しました。

2011年にはLGBTツーリズムのキャンペーンが開催され、観光省の担当者は「カンボジアは性別による差別の無い風土であり、この動きを支援したい」と語っています。

まだ発展途上国なので法整備に関してはふわふわとした所がありますが、今後発展していく中でどう変わっていくのか見物です。

アジアで同性婚が認められる二番目の国になるかもしれません。

同じアジアで同性婚が程遠い国も存在する

例えば、北朝鮮や中国、ラオス。これらの国は市民運動を規制しているため、政府が同性婚を完全に認める事態は起きにくいと考えられます。

特に北朝鮮では可視化されたLGBTコミュニティや、LGBT関連の社会運動はなく、政府は至って保守的です。

 

また、イスラム教徒が多くを占めるインドネシアやマレーシア(ほぼ一神教信仰)でも、同性婚はなかなか認められないと考えられます。南アジアや中東の国々も、イスラム教徒の多い国がほとんです。

もともと、イスラム教では同性愛が禁じられています。

 

フィリピンでは一時期同性婚合法化の動きがありましたが、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチによると、ドゥテルテ現大統領が同性婚には反対の立場を取っているとのことです(カトリック教徒の多い国のトップとしての立場上)。

じゃあ日本はどうなんだ?と言われてしまいそうですが、台湾の長栄大学のJens Damm副教授によると「民主主義の多文化的な要素が欠如しているため難しい」とのこと。

日本では、まだまだ同性婚についての議論が充分にされているとは言えません。議論を加速させるためにもっと市民から声をあげたり、周囲を巻き込んで活動することが求められると思います。

関連記事:台湾はなぜ日本よりも早く同性婚を実現できたのか?

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