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ゲイが職場の飲み会で質問されたくないこと。想像力が欠如している人間は、相手を傷つける

投稿:18/2/13
更新:2018/2/13 17:32

皆さんは「飲み会」はお好きですか?

筆者はゲイであり、ゲイ同士の飲み会やカミングアウト済の友人達との飲み会は好きですが、職場の飲み会はあまり好きではありませんした。

カミングアウトしていない職場での飲み会は、聞かれたく質問に少し怯えながら、ちまちまとお酒を飲み、愛想笑いでやり過ごしていたのです。

飲み会ではプライベートなことを聞かれやすいです。勿論、相手のことを深く知るため・理解するためには踏み込んだ質問は大事です。

しかし、ゲイであることを公表していない場合、プライベートな質問をされるのは時に苦痛でしかありません。

「彼女はいないの?」「なんで作らないの?」「もしかしてホモ?」「結婚はしないの?」「遊び相手とかいないの?」

最近だとこういった質問はSOGIハラと言われ、セクシャルハラスメントの1つとして考えられていますが、依然としてこういう質問はされがちです。

適当に返事をして誤魔化していると、今度は、「昔はネットもなかったからよくナンパしたな~」と聞きたくないナンパ自慢話に付き合わされたり。

その場で「私はゲイです」とカミングアウトできれば一発で解決、かもしれませんが、そんな簡単にできないのが現状です。

今回は営業会社で働くゲイの友人に聞いた話を元に、「ゲイが職場の飲み会で質問されたくないこと」をご紹介します。

関連記事:【必見】ゲイやバイが聞かれたくない3つの質問!もし聞かれた時の回答例も紹介

ため息が出る職場の飲み会。プライベートな内容は質問して欲しくないゲイもいる

「彼女はいるの?」ではなくせめて「恋人はいるの?」にして欲しい

職場の飲み会で高確率で聞かれる質問ランキング、上位ランクインの「彼女はいるの?」という質問。

彼氏がいる人は彼氏を彼女に置き換えて話すという人もいますが、どこかで矛盾が生じる恐れと、顔写真を求められる恐れがあります。

結局リスク回避をすると「彼女はいません」としか言えないのです。強制的に嘘をつかされている感覚に陥り、気持ち良くはないですよね。

SOGIハラという言葉が今後徐々に広まっていくとしても、恐らくこの質問がなくなることはないです。

「彼女はいるの?」と質問するのではなく、せめて「恋人はいるの?」と質問して欲しい。

しかし、職場の飲み会において「恋人はいるの?」と聞いてくれた上司に出会ったことがありません。

「女に興味あるの?」という直球質問

身振り手振りが女々しかったり、女性の話を振られても一切しなかったりすると、恐らく、勘が鋭い人ならいつか気付くのだと思います。

筆者のことをゲイだと疑い、職場の飲み会において「男と女どっちの方が好きなの?」と質問してきた上司がいました。

一瞬ドキっとしましたが、「どちかと言ったら女のほうが好きですかね」とまた嘘をついてしまいました。カミングアウトする相手や場所は選んでいるので…

「女に興味あるの?」と直球で聞いてくる人には、もう少しデリカシーを持って欲しいと思ってしまいます。

カミングアウトをさせようとしているのか、知られたくないセクシャリティの部分を面白がってみんなの前で暴きたいだけなのか、それとも単純な疑問か。

相手がどんな意図で質問してきているのかを見極める必要がありそうです。

「今度合コン開こうか?」という親切心から生まれる問いかけ

営業会社なんかだと特に合コンが頻繁に開かれるといいます。

彼女がいないことや、女性と全然付き合ったことがない(当然ですが)という情報を知ったおせっかいな先輩・上司で、合コンを勝手にセッティングしてくれる時があります。

これはもう地獄です。「現在彼女募集中」だと思い込まれていたら、断ることもできません。

しんだ魚の目で合コンに参加し、LINE交換などしたくない相手と交換する羽目になります。

「今度合コン開こうか?」や「今度キャバクラ連れて行ってあげようか?」と聞いてくる先輩・上司はいい人に違いありません。というか絶対いい人なのです。

だからこそ断るのにも気が引けますし、不参加にする理由もパッと思いつきません。

社会勉強だと思って1.2回ぐらいなら参加していいと思いますが、かなり高頻度で誘われるようだったら、あまり興味がないことをやんわりと伝えるのが吉です。

自分の心をすり減らして、我慢してばかりだと何もいい事はありません。

想像力が欠如している人間は、相手を傷つける

誰かに、(プライベートなことを)質問する際、想像力を働かせないと相手の心を知らないうちに傷つけてしまうと思います。

これはゲイである筆者も、LGBT当事者も、みんな同じです。

例えば結婚して5年目の先輩社員(女)に対して、「子供は作らないんですか?赤ちゃんができたら抱っこさせて下さいね」と飲み会の場で優しく質問を投げかけたとします。

もし、先輩社員(女)が不妊症でひどく悩んでいたらどうしましょう。もし、旦那さんに問題があって子供が作れないという状況ならどうしましょう。

たった1つの質問で相手を傷つけてしまうかもしれません。

「もし」の想像は思いやりであり優しさだと思います。

しかしこれにはキリがなく、「もし」を意識し過ぎた結果、何も聞けなくなったら元も子もありませんが、日ごろから相手に対して想像力を働かせる習慣付けをすることが大事だと思のです。

そういう人達の言葉のはしはしには「思いやり」が表れ、例えSOGIハラにあたる質問をしてしまったとしても、大事にはならない気がするのです。

日ごろから想像力と余裕を持って人と接していきたいものです。

B~G。 LGBTのリアルを届ける為、ふざけた記事から真面目な記事まで配信中。悩んでいるセクマイ中高生が少しでも減ればと思います。

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