LGBT関連ニュースをお届けし、ゲイ・レズビアン・バイセクシャル・トランスジェンダーの方々を支援するLGBTメディアです。

66c19942ab4ba346fdb64ccc04cde373 11 - 同性カップルを描いた絵本、カーニバルで燃やされ灰になる【クロアチア】

同性カップルを描いた絵本、カーニバルで燃やされ灰になる【クロアチア】

投稿:18/2/13
更新:2018/2/13 21:36

同性カップルの家族を描くことは「悪」なのか?

My Rainbow Family(私の虹色家族)』という、「同性カップルの家族」を描いた幼児向けの絵本クロアチアで出版されました。

1x1.trans - 同性カップルを描いた絵本、カーニバルで燃やされ灰になる【クロアチア】

【出典元:https://www.thephuketnews.com/outrage-in-croatia-over-burning-of-children-same-sex-family-book-65874.php

幼児向けに作られた『My Rainbow Family(私の虹色家族)』には、2人の父親(ゲイカップル)を持つアナ、2人の母親(レズビアンカップル)を持つロコ、という小さな子供2人の日常生活がポップに描かれています。

「去年、お母さんのイネス(Ines)とルシージャ(Lucija)は、スキーを初めてするロコがスキーを履くのを手伝ってくれました」

「初めのうち、ロコの家族を変わっていると思う人もいました。でも、2人のお母さんたちはロコの大好きなバナナパンケーキを焼いてくれるので、ロコは気にしません」

【引用元:http://www.afpbb.com/articles/-/3160410?pid=

1x1.trans - 同性カップルを描いた絵本、カーニバルで燃やされ灰になる【クロアチア】

【出典元:http://www.suarakita.org/2018/01/28619/

『My Rainbow Family(私の虹色家族)』が発売された目的は、カトリック教徒が多いクロアチアでLGBTの認知度を高めて、アンチ同性愛の人々の態度を変えることです。

「レインボーファミリーズ(Rainbow Families)」協会のダニエル・マルチノビッチさんが、クロアチアの首都ザグレブで出版しました。初版は500部、インターネット上で閲覧もできます。

「レインボーファミリーズ(Rainbow Families)」協会は、子供を持つ、または子供を望むゲイやレズビアンなど性的マイノリティ当事者を手助けをする協会で、今回に限らずこれまで数々の支援活動をしてきました。

3歳の子供を持つ筆頭著者のダニエル・マルチノビッチさんは、「私達の子供のために作りました。私達みたいな家族の話を、読ませてあげたかったんです」と語っています。

ダニエル・マルチノビッチさんによると、クロアチアで生活を送る子供のいる同性カップルは、差別や偏見や迫害をしごく恐れているといいます。

 

共著者のイボ・セゴタさんによると、この絵本は、両親が同性愛者の家庭で育つ子供のためだけに制作された訳ではないと言います。

どういうことか?

この絵本は、複雑な事情がありおじいちゃんとおばあちゃんと住む子や、養子、シングルマザーやシングルファザーの環境で育った子供の支えにもなるとのことです。

「家族の形や愛に決まったものはなく、人それぞれだ」というメッセージ性は、LGBTという枠を超えて全ての人に訴えかけます。

しかし、2018年2月4日、クロアチアのカシュテラという街で開催された「子供向けカーニバル」でこの絵本が燃やされるという事件が起きました。

燃やされた絵本を眺める数百人の子供達と親達は、一体何を思ったのでしょうか?

「悪」と見なされたから、燃やされた

2018年2月4日、クロアチアのカシュテラという街で開催された「子供向けカーニバル」で、主催者らが『My Rainbow Family(私の虹色家族)』を大衆の前で燃やしました。

※カシュテラという街については以下の通り。

カシュテラ(クロアチア語:Kastela)、あるいはカシテラは、クロアチアの都市。クロアチアのダルマチア地方沿岸部、スプリトの北西に位置し、海岸沿いに並ぶ複数の小規模な町であるが、全体でひとつの都市(grad)として扱われる。2001年時点の人口は34,103人であるが、人口2,500人から6,500人程度の7つの町に分かれている。

【出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%86%E3%83%A9

この絵本は、数百人の子供達と親達の目の前で燃やされたそうです。

主催者らは、厳格なカトリック教徒であり、ホモフォビアだったのでしょうか?

きっと、いつか子供を持ちたいと願う同性愛者の人々や、現在子供を持つ同性カップルも見ていたことでしょう。想像するだけで胸がチクリとします。

この事件を受け、出版元である「レインボーファミリーズ(Rainbow Families)」を含む3つのLGBT団体は、主催者らを刑事告訴しました。

 

カシュテラの市長はこの一件に対し、「カーニバルでは何かしらの”悪”を象徴するものを燃やすのが慣例となっている」と、主催者側を擁護する発言をしたことでより炎上を招いています。

つまり、同性愛や、同性カップルが子供を持つことは「悪」であると言いたいのでしょう。

皆さんはこの一件に関して、どう感じましたか?

投稿者:

twitter/instagram

B→G(現在) LGBTのリアルを届ける為、ふざけた記事から真面目な記事まで配信中。悩んでいるセクマイ中高生が少しでも減ればと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Top
shares