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科学者らが「ゲイの遺伝子」を特定!男性の同性愛は生まれつきか?

投稿:18/1/13
更新:2018/1/16 4:14

男性同性愛者であるゲイは生まれつきなのか、それとも後天的なものなのかは、いまだに様々な説と共に議論されています。

先天的ゲイと後天的ゲイ。生まれつきの同性愛者はいない?という記事では、ゲイは生まれつきというよりも、後天的な環境やきっかけによるもので、誰しもゲイになる可能性があるのではないかと書き綴ってきました。

科学者らが「ゲイの遺伝子」を特定!一塩基多型とは?

ところがつい最近、アメリカのノースショア大学の科学者らが、「ゲイ遺伝子」という、同性愛を引き起こす可能性があると言われる遺伝子を特定しました。

ゲノムワイド関連解析(GWAS)による男性の性的指向の研究」という海外の記事に研究結果が記述されています。

1x1.trans - 科学者らが「ゲイの遺伝子」を特定!男性の同性愛は生まれつきか?

【出典元:https://www.shokugyou.net/shoku-iryou/yakugaku_kenkyuu.php

この研究では、白人男性の同性愛者1,077人と白人男性の異性愛者1,231人、計2,000人以上の男性からDNA分析をしたところ、第13染色体と第14染色体において、性的指向に影響を及ぼす「一塩基多型」が含まれる領域が認めれたのです。

ちなみに、「一塩基多型」のことを、single nucleotide polymorphismの頭文字を取った「SNP(スニップ)」とも呼びます。

SNPとは、

一塩基多型のこと。スニップと読む。複数形はスニップス(SNPs)。ヒトのゲノムDNAの約30億個の塩基の並びは、全ての人間で同じではない。

標準的な塩基配列と比べると、一塩基だけが違って多様性(多型)が生じていることがあり、これをSNPという。

ヒトDNAではSNPは約1000塩基に1個あると推定されている。

SNPの大多数は、ゲノムDNAにおいて、遺伝子領域やたんぱく質合成の制御領域以外のところにあり、遺伝的な特徴の変化をもたらさない。

しかし、遺伝子や制御領域にあるSNPは、遺伝的な個人差を生じさせている可能性がある。

つまり、SNPは、基本的な体質、医薬品の効力や副作用などの個人差や、高血圧、糖尿病などの多因子性遺伝子疾患の発症の個人差などの指標になる可能性があり、

SNPの解析により、個人別のテーラーメイド医療や予測医療への可能性が広がると期待されている。

【引用元:https://kotobank.jp/word/SNP-185393

 

第13染色体と第14染色体において、性的指向に影響を及ぼす「一塩基多型」が含まれる領域が認められたということですが、具体的には、第13染色体の「SLITRK6」第14染色体の「TSHR」というものです。

「SLITRK6」とは、男か女かに発育していく性分化の過程で活発になることで知られている、神経細胞の発育に非常に重要な遺伝子のことで、「TSHR」とは甲状腺刺激ホルモン受容体のことです。

これら2つの領域は、男性の性的指向を決める上で、潜在的な関連性があると考えられます。

1x1.trans - 科学者らが「ゲイの遺伝子」を特定!男性の同性愛は生まれつきか?

【出典元:http://www.seibutsushi.net/blog/2008/02/396.html

ゲイ遺伝子を持つからと言って必ずしも同性愛者になるとは限らない?

今回の筆頭研究者、アラン・サンダース氏によると、これらの「ゲイ遺伝子」を持つからといって必ずしもゲイになるとは限らないようです。

アラン・サンダース氏は、「他にも複数の遺伝子がそれぞれ少しずつ関与しているのだと思います。これらの遺伝子はゲイになる可能性を高めるのであって、必ずそうなるとは限りませんからね」と述べています。

結局、「ゲイ遺伝子」があるからと言って、生まれつきのゲイになるかと言ったら違うみたいです。

性的指向は他にも様々な要因によって左右されるものだと、アラン・サンダース氏は指摘しています。

世間の声を紹介

このニュースを読んだ人の声を一部紹介させて頂きます!

・子孫が残せないから淘汰されるはずなのに、なぜこの遺伝子が残るのか?

・生まれつきのゲイだろうが、そうじゃなかろうが、どうでもいい。結局、ゲイであることに変わりはないし受け入れて生きていくしかないでしょ。

・この遺伝子を持っていても環境によってはストレート(ノンケ)になるんだろうな 。

・そもそもこの科学者たちの研究は、そもそも本当に信用できるものなのか?

ゲイはたくさん兄弟がいる末っ子に多いってのもこの前の研究で明らかになったし、AI顔でゲイを判断できるようになったらしいし、バレる時代到来だな・・・

・必要ない遺伝子だと思うけど、何故そんな遺伝子があるんだろうな 。何らかの自浄作用なんだろうか?それとも食べ物や何らかの公害の影響による遺伝子異常?

・遺伝子の異常ってことになると、ますます差別しちゃいけないっていう社会になるよね。

・これどのくらいの比率であるんだろう?自分はどうなのか気になる。

まとめ

今回のノースショア大学で行われた研究が絶対的に信憑性のあるもので全て本当だったとしても、

筆頭研究者のアラン・サンダース氏がゲイ遺伝子はゲイになる可能性を高めるのであって、必ずしもゲイになるとは限らないと述べていることから、ゲイが生まれつきだとはまだ断定できないということです。

今後も、ゲイは先天的に発生するものなのか、それとも何かの環境的な要因による後天的なものなのか、この議論はしばらく続いていくことでしょう。

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B→G(現在) LGBTのリアルを届ける為、ふざけた記事から真面目な記事まで配信中。悩んでいるセクマイ中高生が少しでも減ればと思います。

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