LGBT関連ニュースをお届けし、ゲイ・レズビアン・バイセクシャル・トランスジェンダーの方々を支援するLGBTメディアです。

securedownload 1 - 1日でアライになった友人にインタビュー。LGBTについての印象を聞いてみた

1日でアライになった友人にインタビュー。LGBTについての印象を聞いてみた

投稿:18/2/12
更新:2018/2/21 19:34

アライ(ストレート・アライ)」とは同盟や支援という意味を表す「Ally」が語源の、LGBT当事者以外の人が、LGBTを含む性的マイノリティを理解し、支援するといった考え方、あるいはそういった立場を明確にしている人を指す言葉です。

以前「アライ」は日本社会を変える力を持っていると記してきました。

というのも、13人に1人のLGBT当事者が単独で声をあげるのではなく、非当事者である残りの12人を味方につけることで世の中は変わっていくはずです。この観点から考えると、非当事者且つアライは日本社会を変える力を持つ必要不可欠なファクターであると言えます。

「女性の権利獲得の為に活躍する男性」など、日本で何かを覆すような革命を起こす時、味方となってくれる「当時者以外の存在」が大変重要なのです。

今回は、そんな力を秘めている「アライ」の友人S氏に簡単にインタビューをさせて頂きました。

筆者からのカミングアウトを聞いて「それまで偏見があったものの1日でアライになった」と言います。

S氏が今思っていることやLGBTについての印象など、記していきます。

※モザイクありなら顔出しokと許可を貰いましたので出させて頂きます。

1x1.trans - 1日でアライになった友人にインタビュー。LGBTについての印象を聞いてみた

「1日でホモフォビアからアライになった」というS氏。心の声を聴いてみた

それでは実際のやり取りの一部を書かせて頂きます。(言葉遣いや表現など、訂正しております)

筆者からカミングアウトされた時、率直にどう思いましたか?

『正直本当に驚きました。最初は冗談で言ってるんだと思ってスルーしたけど、本気で語られるもんだし、証拠の画像なんかも見せてもらってやっと信じれたって感じです。というのも、LGBTという単語やゲイやバイとかって聞いたことはあるけど、自分の身近なところでは無縁かと思ってました。それまで少し偏見があったけど、家に帰って色々調べてるうちに、なんだこんなにいるんだなって。知らなかった世界を知ることができて、良かったと思っています。あと、もっと早く言えよとも思いました(笑)』

実はカミングアウトしようか迷ったことが数回あるんです。でもしなかった。受け入れて貰えないかもしれないというリスクがあるからです。今まで全く気づかなかったですか?

『全く気付きませんでした。無理に女の話とかさせちゃって申し訳なかったなと。あと、LGBTだからって友達をやめるとか嫌うとかはないです。確かに少し偏見は持ってましたが、それって、要は知らないからなんですよね。知らないって、凄い危険なことだと今では思います。知ることで、今まで得体のしれなかったものに対して輪郭が見えてきたというか…世の中に存在する恐怖の正体って、”何も知らない”からこそ生まれるんじゃないかな』

「知らなかった」ことを「知った」後、数か月経ちましたが、何か意識して変えた言動とかってありますか?

『無理して異性愛者のふりをしている身近な友達もいる気がするので、例えば、いつまでも彼氏ができない女友達に最近男どうなの?って聞いたりするのをやめました。そもそもその女友達の性自認や性的指向ってさっぱり分からないですから。こちらが決めつけることで、相手に負担を負わせるのもなんか違うなと思って。彼氏とか彼女のことを聞く時にはあえて”恋人”という言葉を使ったりもしています』

カミングアウトされた後、負担に感じたりはしませんでしたか?「カミングアウトはエゴの押し付けでひとりよがりの行為だ」と言う人もいるんです。

『そんなに負担には感じませんでした。ただ、正直言うと、”全く予期していない2人だけの秘密を急に負わされた”みたいな感覚は少しあります。人によってはこれを重荷だと思う人もいるでしょうね。カミングアウトはエゴの押し付けって言う人がいるみたいですけど、それでも言わなきゃいけない時って多分ありますよね。大切な人なら尚更。だから言ってくれて有難うっていう感じです』

今後の人生で自分が急に同性愛に目覚めたり、バイセクシャルの子を好きになったりしたらどうしますか?

『それはそれで別にいいと思います。30代とかで急に同性愛に目覚めたりする後天的な人も多いんですよね?人生何が起きるか分からないですし、実際に起きて初めて分かることもあると思うんですけど。基本、理屈抜きで誰かを好きになってしまったらしょうがないですよね』

最後に、今S氏がLGBTについて思っていることや印象などお聞かせください。

『LGBTは当たり前にいるってことは分かりました。カミングアウトしずらい環境っていうことも知りました。でもだからこそ言って欲しいという気持ちはあります。やっぱり、特に仲いい友達なんかは、真正面から本音でぶつかっていきたいですよね。それで亀裂が入るようならそもそも本当の友達と言えるのかって思いますし。あとLGBTはLGBT同士で仲良しこよしというか、クローゼットな空間でずっとなれ合っているのはどうかなと思うんです。もちろんそれもコミュニティの1つですし、全く否定はしませんが、もっともっと前に出てきて!という感じ。じゃないと、理解はし合えないと思います。色々知れた今だからこそ思います。勇気を持って1歩前に出てきて欲しい、と』

アライの存在がカミングアウトできる空気を作り、「見えなかった」LGBTを可視化させる

今回は「1日でホモフォビアからアライになった」というS氏に簡単にインタビューをさせて頂きました。お忙しい中ご協力ありがとうございました。

S氏のように、それまで「知らなかった」世界を「知る」ことができた結果、抱いていた「恐怖」がなくなり、「アライ」になったという人もいるのではないでしょうか。

今回S氏が知ったきっけは筆者のカミングアウトでしたが、きっかけは実際何でもいいのです。大事なのは「知る」こと、そして「変わる」こと。

S氏のようなアライが増えると、周りにいるLGBT当時者はきっとカミングアウトしやすくなるはずです。アライがLGBT当事者を呼び、LGBT当事者がアライを呼ぶのです。

投稿者:

twitter/instagram

B→G(現在) LGBTのリアルを届ける為、ふざけた記事から真面目な記事まで配信中。悩んでいるセクマイ中高生が少しでも減ればと思います。

“1日でアライになった友人にインタビュー。LGBTについての印象を聞いてみた” への1件のコメント

  1. 安良居 より:

    アッレェェ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Top
shares